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KAZUKING'S EYE Vol.6 「SUPER FORMULA 第6戦 スポーツランドSUGO」

  ドライバーより先に諦めた自分が恥ずかしかった。

ポールから絶対的な速さで後続を突き放していった
雄飛。スタートから2位以下に対し毎ラップ、
コンマ5〜1秒速かった。
13秒のマージンを築いていた19周目にSCが入り、
そのリードが無くなったどころかピット1回分の
ビハインドを背負うことに…。
もしもこれがなかったら、
どれだけ突き抜けていたんだろう。

自分たちの計算では
ピットイン+給油のロスタイムは31秒。

再スタート後から燃料がもつ残り12.13周目の
ピットインまでにこの31秒のマージンを稼がなければ、トップで戻れない。
いくら1秒ラップタイムが速くてもオーバーテイクが
厳しいこのサーキットでは、どうしても前でコース復帰するしか勝つ方法はなかった。
 

  SCが入り雄飛以下の全車がピットインし
給油を済ませ、雄飛だけはピットインできず。

ああ、、どうしてインパルはいつも菅生で
こうなってしまうんだろう。。。

正直いって自分は内心ここで優勝はもうない、、、
と諦めてしまっていました。

でもドライバーは違った。
ここからもっと速かった。


本当に恥ずかしかったし、
申し訳ない気持ちになりました。

 

 

結果、リスタート後から言われているとおりの
鬼神の走りで34秒のリードを築きピットイン、
トップでコース復帰し、優勝。


とんでもなく凄いレースを内側から見ました。
とてつもない根性と、体力、もちろん速さ。

どれだけ強い気持ちがあっても、 体力の裏付けが
無ければその根性も弱い自分に負けてしまう。
すべてが重なって僕には想像も出来ないようなゾーンに入っていました。


その雄飛の走りに応える車を作り、
最悪な状況に陥っても冷静に対処したチームもまた、
本当に素晴らしかったですね。

雄飛、おめでとう!

 


  JPもかなり速さはありましたが、今回も少し
歯車がかみ合わずに結果は出ませんでした。

でもホント紙一重のとこにいるし、JPの実力は
こんなものではないです!
最終戦の鈴鹿は絶対にやってくれると思います!!

今回もたくさんの応援、
本当にありがとうございました!!

2016.9.27


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